X-Liteの設定
X-LiteはCOUNTERPATH社が配布するフリーのSIPフォンソフトウエアです。X-LiteをPCにインストールし適切に設定することにより、ひかり電話の着信・発信がPCからできるようになります。
ここではX-Liteの設定方法について説明します。
注:どこでも自宅電話は、X-Liteのバージョンに依存せずに動作するようになっていますが、NTTのひかり電話対応ルータとX-Liteの組み合わせでは、X-Liteのバージョンにより動作しない場合があるようです。 現行のX-Liteバージョンよりも古い X-Lite v2.0 を利用することをお勧めします。
X-Lite
最新版のダウンロード
X-Lite
v2.0 のダウンロード (リンク切れの場合は
contact@starstonesoft.com までご連絡ください。)
X-Lite v2.0 の基本設定
X-Lite v3.0 の基本設定
X-Lite、Skype のオーディオデバイスの設定方法 (はじめにここをご覧いただき、お使いのPCの環境が下記のどちらに当てはまるかをご確認ください)
1. プログラムをインストール後、起動すると Audio Tuning Wizard が起動されます。 オーディオデバイスの設定はあとで行いますので、ウィザードが完了するまでそのまま進めてください。
2. Menu が表示されたら、一番上の
Enabled: No
の行をダブルクリックします。
Yes / No の選択画面になりますので、Yesをダブルクリックし、BACKをクリックします。
3. 以下、各項目を次のように設定します。
@ひかり電話対応ルータの内線設定画面上のユーザーID
Aひかり電話対応ルータの内線設定画面上の内線番号
Bひかり電話対応ルータの内線設定画面上のユーザーID
Cひかり電話対応ルータの内線設定画面上のパスワード
D、Eひかり電話対応ルータのLAN側IPアドレス
4. 続いてX-Liteのメニューボタンからメニューを起動し、Advanced System Settings をダブルクリックします。
SIP Settingsをダブルクリックします。
Register Proxy (s) を3600に変更します。
以上で基本設定は完了です。
1.プログラムをインストールし、はじめて起動すると下記の設定画面が表示されます。Addボタンを押して進みます。
2.Accountタブは以下のように設定してください。
@ひかり電話対応ルータの内線設定画面上のユーザーID
Aひかり電話対応ルータの内線設定画面上の内線番号
Bひかり電話対応ルータの内線設定画面上のユーザーID
Cひかり電話対応ルータの内線設定画面上のパスワード
Dひかり電話対応ルータのLAN側IPアドレス
3.Topologyタブの Port used on local computer の manually specify range にチェックを入れ、5060-5061と入力してください。
設定が完了しますと下記のようになります。
以上で基本設定は完了です。
お使いのPCに装着されている二つのオーディオデバイスの両方が、録音コントロール(ミキサー)に
Waveや再生リダイレクトといった名称の選択肢を持つ場合は、音声ケーブルを接続しなくてもX-LiteとSkypeの間で音声のやり取りができます。
Waveや再生リダイレクトを録音ソースとして設定したオーディオデバイスは、そのオーディオデバイスが再生している音(スピーカーから聞こえる音)をそのまま取り込むことが可能です。
従って、X-Lite、Skypeの各アプリケーション上のオーディオデバイス設定で、マイクとスピーカーに別のオーディオデバイスを割り当てておくと、それぞれ別のアプリケーションが再生している音(別のアプリケーションから聞こえる声、つまり通話先の声)が、あたかもマイクに入力されているような状態となります。
現在お使いのPCがこの設定が可能かどうかは、ここを参照して確認してください。
以下の例では、PC上の二つのオーディオデバイスは、C-Media Wave DeviceとSB 5.1 の名称となっていますが、ご自身のPCに設定を行うときは、実際に装着されているデバイス名に置き換えて考えてください。
この例は音声ケーブルで二つのオーディオデバイスを接続している場合の例です。
X-Lite、Skypeの各アプリケーション内で、マイク、スピーカー、呼び出し音の設定に、同じデバイスを割り当ててください。
下記ではX-Liteのスピーカー、マイク、呼び出し音のすべてにC-Media Wave Device を割り当てています。
Skypeのマイク、スピーカー、呼び出し音にはSB 5.1を割り当てています。
なお、オーディオケーブルの接続方法はこちらで説明していますが、二つのオーディオデバイス間でスピーカー出力をマイク入力に接続するのではなく、ライン入力端子に接続することを推奨しています。 これはマイク入力に接続した場合には信号の大きさの関係で、音が割れがちになるためです。
Skypeの設定で”音声設定の自動調整を有効化”にチェックが入っている場合、Skypeが着信するたびに録音コントロールのソースがマイクに自動的に切り替わってしまいますので、このチェックをはずした上で、該当のオーディオデバイスの録音コントロールを開き、ライン入力にチェックが入った状態にしてください。
この場合の各オーディオデバイスの録音コントロールの設定
C-Media Wave Device、SB 5.1 ともに録音ソースはライン入力を選択する
二つのオーディオデバイス間の音声ケーブル接続をしていない場合
X-Liteの再生デバイスとして C-Media Wave Deviceを スピーカーと呼び出し音に割り当てていますが、マイクにはSB 5.1 を割り当てています。 この設定により、SB 5.1 で再生された音(つまりSkypeのスピーカーから聞こえてくる音声)がX-Liteに入力されるようになります。
Skypeでは上記X-Liteとは逆に、スピーカーと呼び出し音にはSB 5.1 を割り当て、マイクにはC-Media Wave Deviceを割り当てています。 X-Liteで再生される音(C-Media Wave Deviceのスピーカー出力)はSkypeに入力されるようになります。
この場合の各オーディオデバイスの録音コントロールの設定
C-Media Wave DeviceはWaveを、SB 5.1 は再生リダイレクトを録音ソースとして選択してください。(Waveと再生リダイレクトは同じ意味です)
©2002-2009 スタアストーンソフト All Rights Reserved